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開業を考えた方が最初に迫られる決断。
自宅開業か、事務所を借りるのか。私なりの考えを書いていきますね。
自宅開業か、事務所を借りるのか
結論から言っちゃうと自宅で十分です。
人を雇えるくらいになるまで事務所なんて絶対にいらんわ、というのが今の正直な感想です。
というより、そのレベルに達するまでに家賃の固定費があるのは結構痛いです。
もちろん家賃だけでなく、電気、ガス、水道、通信費も上乗せですからね。
個人情報の取扱いが…オンオフの切り分けが…などいくらでも事務所借りる理由はあると思います。
ですが、そんなことより何よりも顧問契約で売上を安定させて業務を軌道に乗せるのを最優先にすべきで、安定するまでは家賃を払うくらいなら営業費用に回すべきです。
とはいえ借りたいよね、事務所
自分のオフィスって憧れるじゃないですか。
独立した感あるじゃないですか。開業した感あるじゃないですか。
で、実際に私はどうしたかというと、事務所を借りました。エッヘン
矛盾したこといってるので、思いっきりツッコミがありそうですね。
ちょっとご説明させてください。
当初は自宅開業予定
当初は事務所借りる予定はなく、自宅開業の予定でした。
もちろんコスト削減が目的で本当は借りたかったのはいうまでもありません。
自宅開業のデメリット
自意識過剰な私がどうしても嫌だったのが、自宅住所を事務所所在地として登録し、名刺やHPにも乗せなきゃいけないということです。
明確な理由はありませんが「なんか嫌」だったのです。
ですが、この「なんか嫌」レベルでは高いコストをかけて事務所を借りるまで私の意思を変えることはありませんでした。
が、そんな私を秒で動かしたもの。
それが、シェアオフィスです。
シェアオフィスという選択肢
新型感染症の影響でテレワークや在宅勤務が増加し、確実にシェアオフィスは増えていますし、競合乱立でかなり値段もお手頃になっています。
私は事務所を考える際にシェアオフィスは全く考えたこともなかったのですが、たまたまSNSの広告で流れてきて、家の近くにできることで興味を持ち、内覧に行き、秒速で契約をしました。
それでは、メリットとデメリットについて書いていきますね。
シェアオフィスのメリット
秒速で動かされた最大の原因はこれです。
コスパ最強
初期費用はキャンペーンで0円
本当に初期費用1円も払ってません。前払いで家賃だけ払って入居しました。
ちなみに退去費用も違約金もありません。
あまりにも何もないので逆に疑いましたが、本当に何もありませんでした。笑
その他固定費も家賃に含まれます
電気、ガス、水道、通信費、これも家賃に含まれます。
フリードリンク付き
お水、やたら薄いグレープフルーツジュース、やたら薄いオニオンスープ、やたら甘いアップルジュース、インスタントコーヒー・ココアが飲み放題です。
やたら薄かったり濃かったりするので、自分で調整しましょう。
その他サービス
共用部分(トイレ、休憩室)はもちろん掃除してくれます。
ごみ箱の交換などもしなくていいのです。
自分で事務所を借りた場合、自分で掃除もして消耗品も買いに行ってということを考えれば、これは非常に便利です。特に私のようなナマケモノには。
インクジェットプリンター使い放題
これが最後の決め手となりました。プリンターって初期費用もランニングコストも結構かかるんで、これも込みならもう最強でかなりコスパが高いです。
固定席がある
とまぁいいことずくめですが、いわゆるコワーキングスペースでフリーアドレスならやめとこうと思ったんですが、半個室の固定席なんですよ。
専用のカギ付きロッカー、郵便ポストも半個室プランなら無料でついてきます。もうこれでオフィスの機能としてはばっちりです。
それで、おいくらなの?
38,500円です。
ちなみに、私の借りた場所の半個室プラン最安値は26,400円なのですが、安いので調子に乗ってちょっといい席にしたのです。結構反省してますが、後悔はないです。
38,500円に電気、ガス、水道、通信費、ドリンク代、プリンター代、掃除が込みで、都心一等地で24時間365日使えるって考えたら、めちゃくちゃ安いですよね。
もう本当に即決で、秒で契約しました。
シェアオフィスのデメリット
まぁやたらいいことばかり書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
電話しにくい
半個室なので完全個室ではないですし、私の拠点は吹き抜けになっているので下の階にまで電話の声が響き渡るのです。
電話はしてもいいルールになってるのですが、電話してる人はほとんどおらず、誰かが電話してると、全員その電話の声を聴いている状況なのです。
「●●社長、お世話になります、社労士疋田でーすっ!!!」
なんて営業トーンで電話に出ようものなら、舌打ちが聞こえてきそうです。
一応ルールでは電話OKなのですが、さすがに気を使って電話のたびにテレフォンブースに行くのですが、これがもうめちゃくちゃめんどくさいですよね。
ひたすら音楽が流れてる
私は作業するときは無音派なのですが、シェアオフィスではひたすらピアノ音が流れてます。
いや、止めてくれ。
って思ってますが、止めれないですよね。
机が低い
オフィス家具等一式は備え付けのものを使います。
それ自体は自分で用意する必要もないのでメリットなのですが。が。
机が低いです。
屈んでしまうので腰が痛いです。椅子で調整しようとしても、椅子を一番低くしても机が低いです。何とかしてほしいけど、何ともできませんよね。
地味にこれが一番デメリットかもしれません。
管理人不在時の対応できないこともある
管理人常駐の拠点ではないので、消耗品がない時などにすぐに対応してもらえないこともあります。
おなか痛いときにトイレットペーパーが切れてた時は、ちょっとキレながら最寄りのコンビニでトイレ借りたよね。
言うても、デメリットはそんなもので、総じて金額もオフィスとしての機能も大満足しています。
私の使ってるシェアオフィス
私が使ってるシェアオフィスです。
敷金・保証金0円!24時間使えるレンタルオフィスのBIZcircle(ビズサークル)
私が借りている周辺エリアでは最安値でした。
そして、どこかの拠点を契約すると、全国どの拠点でもドロップインで使えます。
いや、うん、まぁ他拠点そんな使わないでしょうけどね。
私はシェアオフィス借りて大正解でしたし、 皆さんもお近くにあるのであればぜひご一考ください。
検討する上でのチェックリスト
これは確実に確認しましょう。
- 初期費用(良心的なとこはだいたいキャンペーンでほぼ無料)
- 半個室・完全個室があるか(フリーアドレスは非推奨)
- 郵便ポスト使えるか(有料か、無料かも)
- カギ付きロッカー使えるか(有料か、無料かも)
- WIFIの速度(内覧時に接続して確認する)
- プリンター(有料か、無料かも)(インクジェットかレーザーかも)
- 退去費用(悪質なところはここでがっつり取ってきます)
上記をすべて含めた上での近隣シェアオフィスとの費用比較をしましょう。
ここはこれがあるけど、これがなくてこの値段という感じで比較すれば最適なシェアオフィスに出会えると思います。
ちなみに私は、自宅から徒歩10分のところに、すべての希望条件が整った、コスパ最強なシェアオフィスが開業と同じタイミングで新規オープンという奇跡が起きたのも、即決に至る大きな要素となりました。
バーチャルオフィスはやめとけ
シェアオフィスと似て非なるものとしてバーチャルオフィスがあります。
バーチャルオフィスは住所だけ借りれて、実際にはオフィスとしては使えない、という感じでしょうか。
当初の自宅住所を知られるのが「なんか嫌」というのであれば、月数千円で住所だけ貸してくれるバーチャルオフィスで問題解決できますが、これは全く持ってお勧めしません。
郵送物の問題や、そもそも一等地の住所だけ借りるのに数千円払うのはばかばかしいですし、見栄張ってるように感じるからです。
サラリーマン時代に新規取引をする際の与信判断で、このバーチャルオフィスの住所を使ってる会社はすべからく悪質だった、という経験もあるんですけどね。
まとめ
人を雇えるようになるまでは事務所はいらないでしょう。
ですが、新型感染症の影響によるテレワーク需要に伴い、安価で質の高いシェアオフィス、コワーキングスペースが増えてます。
コストに見合った価値があるのであれば借りてみるのはありではないでしょうか。
自身へのプレッシャーとしても機能しますよ。笑
それでは。