本試験前最後の10日間。
なんとか当落ラインぎりぎりまで来た感覚があったので、なんとしても合格するんだ、と準備していた秘策に出ました。
この記事をご覧になる前に、先に前回の記事をお読みください。
社労士試験 1発合格した勉強法 ~超直前期~ – 疋田社会保険労務士事務所
それでは、詳しく見ていきましょう。
盆休みから試験まで仕事休みました
最後の秘策は、盆休み終わりから試験までの1週間、休みを取ることです。
といっても、私はフリーランス、個人事業主なので有給などなく、休めば休むだけ売上=報酬は減ります。
当然、お取引先様、スタッフにもいい顔はされません。
ですが、必ず合格するとの思いで頭を下げ、報酬を減らし、最後の10日間は自宅から一歩も出ずにただひたすらに勉強しました。
報酬減らせば休める環境でいいね、なんて嫌みも言われましたが、休みは勝ち取るものです。
そこでがっつり休めるようにネゴるのも実力です。それを押し通して結果で黙らせるのも実力です。
合格確立を上げるのと、周囲に気を遣うのと、あなたの人生で重要なのはどちらですか?
お仕事、ご家族、それぞれ環境が異なります。
休める休めないは大小あるかと思いますが、直前に休みが取れる環境を事前に調整しておくことをおすすめします。
最後の10日間の勉強時間
1日14時間は勉強してましたね。なので10日140時間。
まさに「精神と時の部屋」でした。笑
累計990時間くらいですかね。
目安となる1000時間はなんとかほぼ達成という感じです。
ただし、声を大にしていいたいのは
1000時間やっても、自信満々で試験会場に行くことはできないということです。
最後の10日間でやったこと
- 過去問10年を毎日1年分、本試験の解答順、時間配分通りにできるかを意識してやる。
- 過去問終われば選択対策(ひたすら条文読込)
- 上記が終わり、疲れ切って能動的にできなくなったとこで、受動的に最後の1週間でみると決めていた講義動画をひたすら視聴
もう毎日本試験のリハーサルくらいの感覚でしたね。笑
誰とも話さず、諸行無常の日々です。まさに「精神と時の部屋」でした。
試験前日にやったこと
- 前10日間の過去問10年分で間違えた問題のみ
- 前日にやると決めていた苦手な部分の総確認
前回の記事で8月にやることのスケジュールを立てると書きました。
そしてそれをこなしていく中で、その中でも特に苦手なものを洗い出して、前日にやることを決めておきましょう。
最後の10日間で意識したこと
苦手科目克服で重点的にやるのも大事なんですが、
最後は毎日全科目バランスよくやることを特に意識しました。
そのため、過去問10年分も労働分野のみという形ではなく、全科目10問ずつと本試験と同じようにしました。
この10日間毎日これをやったことで、解答力はすごく向上したように感じました。
そして、実力のピークを本試験に持っていくことができたと思います。
画像は私が最後の10日間で見ると決めていた講義と、前日に確認するとしていた論点です。
ご参考までに。
まとめ
ここまでが私の試験勉強です。
7カ月で1000時間を無理やり詰め込み、考えながら走り続けた記録です。
計画的にやってる人はそもそも1年の準備期間があります。
1年でも足りないかもしれないものを7カ月でやるのが難しいことはわかりきっていましたが、試験当日まで逃げにやり遂げたことだけは自分で自分を誉めていいと思ってます。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
ここで締めれればいいのですが、試験当日、合格発表までも書こうと思います。
次回は試験当日です。
それでは。